2018年01月10日

1月10日の記事

すべての物事に言えることだが、
自分も相手も物の価値がわからぬと

非常に勿体ないことになる。
数年前のことだが、友人がお世話になっている方が

亡くなったので、お線香を持っていきたいと線香を買いにきた。
店にあった一万円の家庭用線香を持って行きたいというので

包装をした。すると友人は2000円3000円5000円の桐箱贈答をみて
「先方は、この線香が1万円の高級品であるとわかるかな」と問うてきた。

「・・・知らんがな」と答えるしかなった。先方がどういった人か知らないし、
もしかして、香に興味があったり、お線香に凝っているかもしれないし、

線香嫌いかもしれないし、その人の人となりがわからぬので答えようがなかった。

「それを言うならば、5000円の桐箱や塗函組紐つきの線香のほうが
高級に見えると思うが・・・」と言うと

友人は、暫く考えている様子であったが、結局、家庭用の1万円を持っていった。
これは難しい判断であると思う。人に贈るという気持ちに価値がある。

相手に対し期待をすると、報われないこともあるかもしれない。
私も、高級な物のことなど特に知らないことが多い。

先日、連泊していた親戚と一緒に元旦に御節料理を食べた。
ホテルの御節であり、値段もそこそこなので

殆どの御節が美味しいのだが、ひとつだけ
不味いものがあった。「この御節だけ不味いですね」と親戚に言うと

「それはね、カラスミでしょう。高級だからね」と親戚に言われ
「育ちが貧乏なので、カラスミなんて、日ごろ食してないので知りませんでした」

と自虐的に対応した。
しかし、実は、それは凍みコンニャクの炒めであった。

それがわかると親戚の誰もがカラスミのようなコンニャクについて触れることはなかった。
自虐損であった。

私が、カラスミに対する確固たる味を知っていれば
「いや、カラスミとは違うと」強く出られたが残念であった。



  


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2017年12月31日

12月31日の記事

今年も今日一日となりました。
お陰様で隙間産業、斜陽産業、閉塞産業など

前向きな表現など一切ない仏壇業界ですが、
なんとか、細々と仏壇専門店を続けていられることに

皆々様に感謝しております。
来年は、平成戊戌年になります。

年回り的には、良いことが重なる、悪いことも重なるという
年のようですので、できるかぎり良いことが重なるようにしたいと

思っております。
また、1958年生まれの方は、還暦を迎え、60年目の戊戌となります。

私にとっては、最初で最後の戊戌ですが、来年は、来年こそは
良い年にしたいと思います。

来年の線香福袋は、1000円と1958円(1958年:前回の戊戌にかけて)
にしました。内容は、どちらも5000円以上になっております。

よき新年をお迎えください。  


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2017年12月29日

12月29日の記事

悪しき習性なのか、
毎月ある日をカレンダーで見ると

涙が出てくる。
それは、事務員として勤務していた団体の給料日である。

そして、年2回の賞与の時節も
「ああ、今ごろ賞与が入っていたのか」と

溜息が出る。
現状は、安い賃金のうえに半分経営にもかかわっており
責任は重く、売上と日々対峙している状態である。

毎月の売り上げに翻弄され、
ジェットコースターに乗っている気分である。

もっとわかりにくい表現をするならば、
洋画のオカルト映画で愛しい人が化け物になってしまい

もうダメだ、と思い恋人である男性が凶器を振り上げると、また元の美しい恋人に
戻るという、この繰り返しである。今月もうダメだ、と思うと次月で救われたりしている。

この反復をしている感じなのだ。お陰でメンタルがボロボロになった。
朝刊の人生案内をスクラップすることを楽しみにしていたり、

自分では、平常心ではない、と思う時期もあった。
専務に「商いなのだから月単位の売上で一喜一憂するな」と諭された。

たしかに、愚息に引き継ぐまで永遠と続くこと、続けていかなければならない
のだから、あまり、月単位で売り上げのことを思うのはやめよう。

そして、過去の輝かしい記憶など忘れていこうと思った矢先に
先日、前職の仲間が店に遊びに来た。賞与が出たばかりであったので

いつもより、余計にやけて見えた。


  


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2017年12月22日

12月22日の記事

店に入る前の3年間は、無職であった。
仕事をやめ、やりたいことをできる限りやろうと思い

いろんなことをやった。
朗読教室、金継(碗の修復)、ポスチュアウォーキング、

ニットソーイング、菊盆栽、神社研究、マクロビ料理教室、
小笠原流礼法、華道(池坊、草月流)、着付け、香道、茶道、その他。

すぐにやめてしまったものが殆どであるが、
やってよかったと思う。

今も活用している知識もあり、仕事にもプラスになっている。
とくに、生涯の趣味にしたいのは、朗読である。

店をリタイアしたら、きちんと朗読の勉強をしたいと思う。
マクロビ料理教室も本当に出会ってよかったと思う。

先々、一人暮らしになったときは、
路地野菜と玄米と味噌があればよいと思っている。

いろいろなお教室やお稽古で、お金と時間を費やしたが、
無駄ではないと思っている。

費用対効果で考えるならば、香道と茶道は仕事で
プラスである。

香道は、お線香をおすすめするさいに役立ち、
茶道は、お客様に気分がのるとお薄をたててさしあげるので

喜ばれることもあり、それが大きな買い物に繋がることもある。
ただ、お稽古の費用は、すべて自腹であり、

経費にならないので、安月給の身としてはつらい。




  


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2017年12月21日

12月21日の記事

以前勤めていた団体は、
人数も多く、

それも女性が多かった。
そのせいか、各家庭のルールが職場に持ち込まれ

非常に興味深かった。
例えば、常備薬の管理では、

封を切った薬は、箱のふたを綺麗に切り取り
薬を取り出しやすいようにしてあった。

これは良いと思い、我が家にも取り入れた。
台所では、漂白剤にこれもつけ込むのか、

と思うような用品もあった。
頂きものの梨とリンゴの皮むき

に関しては、ちょっとした
モメ事にまで発展した。

四つ切にしてから皮をむくのか、
最初に皮をむいてから四つ切にするのか、

各家庭で考えが違い、前者のルールで育った
方が、後者のルールで育った方に

向かって「可食部分を手で触る頻度が多いから気になる」という
意見が出て、ちょっとした論争になった記憶がある。

それぞれ、育った環境が違うので、
些末なことでも、折り合いをつけなければ

ならず大変であった。
仕事以外のことでモメることが

多かった。
思い出すと、きちんとした育ちの方も多く

良き職場であったと思う。






  


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2017年12月15日

12月15日の記事

炊飯器がほしい。
酵素玄米も炊ける炊飯器がほしい。

マムズケイクさんに久々ご飯をひとりでゆっくりと食べに行ったら
酵素玄米が美味しくて、また、あの生活に戻りたいと思った。

私も、圧力がまと保温ジャーを保持しているので、すぐに炊くことはできるが
あの酵素玄米を炊くまでの過程が・・・。

夫に「酵素玄米も炊ける炊飯器を買いたいと思うので
半分お金を出していただけないですか」と言ったところで

「ダメッ」の一言であろうと思う。なぜなら、夫は、酵素玄米が苦手なのだ・・・。
相方の嗜好の違いは、かなりストレスになることに今更ながら気付いた。

人は食事で育つのだ。食は大事。


  


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2017年12月14日

12月14日の記事

茶道のお稽古に行ってきた。
お稽古の部屋がなんとなく寒かったので、

首元に自宅から持参した使い古したゴワゴワの
タオルを巻いてお稽古をした。

お稽古の最中、先生の客人が稽古場に入ってきて
お薄をたてることになった。先生も、いつもならば

世間話しなどしながら、気楽に指導してくださるのだが、
客人の手前「ああた、こういう風になさい」なんて

ちょっと、気取った感じに先生が変わったので、
私も「先生、これでよろしゅうございますか」と

慣れぬ言葉で会話していた。
無事にお稽古も済み、客人にお薄をお出しし、

お稽古も終わり、店に戻ると、ゴワゴワの安っぽいタオルが
首に巻かれていることを思い出した。

「よろしゅうございますか」と言いながら、首には、薄汚れた
タオルを巻いている。なんとも恥ずかしい限りである。


  


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2017年12月14日

12月14日の記事


供養祭準備


供養祭。専務焼香

12月10日 お引取り仏壇の供養祭を行った。
毎年、風が強く吹いたり、雪が降ったりすることが多いが、

今回は、お天気に恵まれた。
供養祭終了後、

木片、金物、鋳物、ガラスに分けて
処分している。

これが本当に大変な作業であり、
いろいろと勉強にもなる。



  


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2017年11月19日

11月19日の記事

泣面に蜂とは、よく言ったものだと思う。
ロッコツにヒビが入っており、

咳やくしゃみをするだけでも痛い。
先日は、着物を着たのだが

ヒビを忘れて、帯をギューと締め上げ着付けをした。
着物を着ていて激しいくしゃみが出そうになり、痛みを堪えようと

癖で前かがみになった。すると帯が余計締まり
運悪く、ヒビのあたりにコーリングベルトの金具

にあたってしまい、テコになり絶叫するほどの激痛がはしった。
その場は、香道のお稽古の場であり、静寂な環境にあって

大きな声を発することなど、できるはずもなく
悶絶し、痛みが通りすぎるのを待った。

おかげで、香の香りなど聞くこともままならず
結局、私だけ、0点であった。

いつも、花粉症、アレルギー性鼻炎のため
香りを聞くことができることのほうが稀なので

めずらしくもなく、0点でも恥ずかしくもないのだが・・・。
ロッコツは痛いし、愚息は、とにかく大変な時節だし、

いろいろと悩みはつきません。

  


Posted by 仏壇や at 16:11Comments(0)

2017年11月15日

11月15日の記事

自宅の庭の手入れをしてもらった。
隣の家との境にある大きな木を数本切ってもらった。

修論のため、地域の紐帯についてヒアリング調査などを行い、
一番のセーフティネットは隣近所であると気付かされた。

そのため、お互いの変化に気づきやすい環境を整えようと思っての
ことである。

隣近所には、家族の現状などを告げておく、また、相手のことを知っておくように
している。

以前、夫が勉強会仲間との飲み会に参加し相当楽しかったのか
めずらしく酩酊状態で帰り、自宅の庭先で寝ていたことがあった。

気付いたのはお隣さんで、「旦那さんが、庭で寝てますよ」と教えてくれた。
こういったことも本当に有難いことと思う。

さいわい、住んでいる地域は、紐帯の強いエリアで
仲が良く、お互いがお互いを知っているので、

非常に良いことと今は思う。
ただ、嫁いできて同居をはじめて早々に

地域の地主様がわざわざ自宅に訪れ
ママさんバレーボールに入らないかと誘われたことがあった。

なんでも、「あそこの新しく来た嫁さん大きいからバレーボールに誘ってほしい」
と頼まれたそうである。

こちらは、どちらの地域の方かわからずとも、相手はあそこの嫁さんと
認識されているというのは、ちょっと、ドキッとした記憶がある。






  


Posted by 仏壇や at 18:23Comments(0)

2017年11月10日

11月10日の記事

11月に入ったので自宅の大掃除を
はじめている。

まずはじめに各部屋のカーテンを洗濯し、
次に窓ガラスを拭き、最後に

玄関を水で洗い流し、注連縄を飾って
終わりとなる。

店は、店で毎日のように山田さんが
掃除をしてくれているので

古い建物だが、キレイになっていると思う。
今年も残りわずかになってきたので

ぼちぼち、供養祭をやらないといけない
と思いながら、積み上がっていく古仏壇を

眺めている。
やらなければいけなことが山積している。

一年が早すぎて、ちゃんと日々を生きて
いるのか、不安になる。

やっつけで生きているわけではないが
丁寧に生きることは現状では難しい。

店に勤める以前は時間にゆとりもあり、日々のことが丁寧にできた。
今は、とても穏やかにゆるゆると過ごす時間などない。






  


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2017年10月25日

10月25日の記事

知人のお宅へ行ってきた。
あがっていきなさい、と言われ

「はい。お邪魔します」と茶室に入れていただいた。
図々しくもお薄と練りきりを頂戴した。

茶室にお薄やお濃茶の碗がいくつも出ていた。
茶懐石の席を明後日もうけるので準備をして

いるとのことで、茶器や菓子器など拝見させていただいた。
器すべてが素晴らしいのだが、なかでも欅の菓子皿が

とにかく立派であった。一枚数万円するそうで、
人間国宝の方の作品とのことであった。

店でも欅の仏壇や神棚は扱うが
欅の特徴的な木目ではなかったので

とにかく、驚いた。そして、欅も優しくて繊細な木目もあるのだと
知った。

直系15㎝もみたないうすい欅皿が一枚が数万円するのだから、
同様の欅で重ねの仏壇をつくってもらったら・・・

いくらの上代になるのか検討もつかない。
良いお品に出会うと、いかに自分が浅いかを

思い知らされる。
他にも客人をもてなすためのお道具があったが

立派なものばかりであった。


  


Posted by 仏壇や at 15:43Comments(0)

2017年02月17日

素直に生きる人々の愉快さ

昨日は、狂言の夕べを鑑賞に行ってきた。
狂言がはじまる前に萬斎さんが

狂言の簡単なレクチャーをしてくださるのだが、
7年前くらいも同じようなレクチャーを受けたのだが

その時は、舞台の真ん中に立ち、直立不動で
斜め右の壁の時計を何度かチラッと見ながら説明していた印象があった。

今回は、話しながら、舞台を自由に動きまわり楽しそうに
説明をされていた。時計も懐から腕時計を1回取り出しただけで

あとは、時計を見ることもなかった。
萬斎さんの興味深いお話しは、

狂言に出てくる登場人物は、人のものでも、呑みたいから飲んじゃう、
食べたいから食べちゃう、

などの理性が無い人のお話しが多く、カタルシスなんだそうである。

私も自由きままに生きたならば、狂言に出てくる登場人物と同じ行動をとる
であろうと思う。

萬斎さんの舞台を毎回楽しみにしているのは、
精神の浄化作用でもあるのだと、今回レクチャーを受けて思ったことである。


もうひとつ興味深い話しは、狂言は「日常のなかの非日常」なのだ
そうである。これは、まだ理解できていない。

仏壇も実は、日常にあって、お寺が自宅にあるという
設定なので日常のなかの非日常なのではないかと

考えていたのだが、どうであろうか・・・。









  


Posted by 仏壇や at 14:59Comments(2)

2017年01月26日

くだらんこと

買おうと思っていた靴が、セレクトショップの通販で25%OFFになっている。
悩ましい。東京の直営店にまで行って買う予定で日程を組んでいる。

だがしかし、ネット通販で買えば、25%引きで11,340円安くなる。
東京までの交通費と食事代等々含めると相当高くついてしまう。

ネットで買えば、その分もカットできる。
だがしかし、欲しい靴とサイズもわかっているが、他の商品もみたいし

試着もしたい。
愚息と湘南新宿ラインに乗る約束もしている。

ついでに桂花ラーメンも食べたい。
悩ましい。

気持ちの優先順位をつけるとこうなる、1桂花ラーメン、2靴、3湘南新宿ライン(愚息が楽しみにしている)
こうなるのか・・・。ならば、靴はネットで買って、桂花ラーメンを湘南新宿ラインに乗って

食べに行くという目的でも良いのか・・・・。
そこまでして、ラーメンを食べたいのか?

いや、違う。目的が違ってくる。
愚息が楽しみにしているので、11,340円引きは、忘れて
定価で良いので、直営店に買いにいくことにしようと思う。


  


Posted by 仏壇や at 18:09Comments(4)